営業行くマンの日報

年間100泊以上国内出張している営業マンの日報

500mlのイロハスを130円で買っても何の不満もなかった話

中小ブラック企業に勤める営業マンの本日の気づき。 高く物を買って満足をする人がいれば、安くかっても不満だらけの人がいる。 これは営業という仕事をしていて日々感じていることだ。 富士山の山頂に行けばカップラーメンが1,000円するが、それでも登山者は喜んで食べる。

今週は福岡県での仕事があり、トヨタレンタカー小倉駅前店で借りたレンタカーを乗り、営業先である病院に向かっていた。

私は年間100泊以上国内出張をするわけだが、なるべくその土地の名産を食べるように心がけている。 この、よい心がけのおかげでエンゲル係数が富士山急に高くなっているが、 これはお客様との世間話を円滑に進める上で大事なことと理由付けをして各地で旨い物を食べ続けている。

博多出張ということもあり、お昼はコテコテのとんこつラーメンにした。 もうくさいのなんの。店に入る前からウン○の匂いがするようなコテコテのラーメン屋である。 こういう店の外がウン個の匂いがするラーメン屋というのは、不思議なものでラーメン自体はそんなに臭くないことが多い。 正直あまり好みではなかったが、うん個の匂いのするラーメンを完食して、急いで営業先に車で向かった。

店を出て車で走ること十分、猛烈にお腹が痛くなった。 きっとお昼に食べた強烈なトンコツラーメンのせいだろう。くっそー。 どこかにコンビニはないのか!と車を走らせるがそこはド田舎の広めの農道のような道。 コンビニがあるわけもなく途方に暮れながらもなんとか水戸黄門に力を入れて運転を続けた。 万が一、万が一にもこのトヨタレンタカー小倉駅前店で借りた車の中で漏らしてしまうわけにはいかない。 今日はまだ2/17だ。ホワイトデーのお返しには早すぎる。

よろよろで車を走らせていると、そこにはなんとデイリーヤマザキ デイリーヤマザキというあたりでどのような風景だったのかは想像できるのではないだろうか。 私は慌てて車を停めて、店内に入った。 老夫婦が二人だけでやっているようなそんな雰囲気だった。 トイレめがけて一直線に早歩きして店の角にある扉を勢いよくあけて入った。

ただのバックヤードだった。

 

おいおいおーい!!思わせぶりなんだよ!この扉!たまにこういうのあるけど!

 

ゴールだと思った時の黄門様の緩みようと言ったらもう。

レジにいる老夫婦にトイレの場所を尋ねると、

 

「外でて赤提灯のところの扉の中にあります。」

 

なんでコンビニに赤提灯ぶらさげてんだ!と突っ込みたい気持ちを抑えて急いで外に出た。 外にでると本当に居酒屋みたいな赤提灯があり、開けるとトイレがあった。

なんとか間に合った(^o^)フ

ここで何も買わずに車に乗ることもできたが、 無断でバックヤードの進入した挙句、トイレの場所だけ聞いて事を済まして帰るというのは一人の営業マンとしてできない。

水だけ1本買って帰ろうと思い、一番安いであろう500mlのイロハスをレジに持っていった。

 

ピッ 130円です。

 

おいおいおーい!130円ってたまにカルピスとかが安くなってる時くらいの金額だろ! ロハスはコンビニでも98円とかで買えるもんだろ!

と普通なら思うが、なぜこの時私はそう思わなかったのだろうか。

 

困っている人は高くても買う。

私はトイレで用をたしながら、万が一漏れてしまった場合、下着やスーツのズボンを買い換える手間や、 営業先の病院に遅刻することを電話で説明する手間を想像していたのだ。 もっとも清潔であるべき病院からしたらウン個を漏らした営業マンなど絶対に来てほしくないはずだ。仕事も失敗してしまう。 それを救ってくれたのが、このデイリーヤマザキだ。 私にとって、ここで買う水はいくらでもいいのである。 130円でもお店の利益に貢献できる喜びさえ感じていた。

 

お客様は自分のお困りごとに気づいてないことが多い。

営業マンのセールス活動においても、相手が困っていない状態では何を提案しても「で、いくら?」で終わってしまう。 そうならないように、お客様が何に困っているのかを探るべく、じっくり現状の確認の質問を繰り返すのである。

現状の問題点を浮き彫りにするような質問を選んで、繰り返すのである。

これはこのままだと大変だ。と思わせられたら勝ちである。 お客様を、ウン個が漏れる寸前まで追い込こむ営業トークを身につけたいものだ。